朝晩冷え込む季節となりました。
押し入れから電気毛布を取り出したら、少しかび臭くなっていたことはありませんか?
このまま使うと布団にもかび臭いが付きそうだし、身体にも悪そうです。
しかも、電気毛布は寝ている間に多くの汗を吸い取っています。
温度と湿気で冬であるにもかかわらず、ダニ発生の心配もあります。
そこで、電気毛布の洗い方は?そもそも洗えるのかしら?という疑問。
電気製品だし、特にコネクタ部分が水に濡れてしまうとショートして使えなくなるような気がしますよね。
ところが、最近の電気毛布は手洗いマークや洗濯機のマークの洗濯表示が付いていて、実は洗えるのです。
それならば、洗濯機でも洗えるのか?特にコインランドリーなどのドラム式で洗っても問題ないのでしょうか?
今回は電気毛布の洗い方について紹介したいと思います。
電気毛布の洗い方はここを確認!
電気毛布を洗う場合、まず取扱説明書を確認しましょう。
取扱説明書を無くしてしまった場合はネットで確認することもできますし、毛布に付いている洗濯表示で洗い方を確認してください。
洗濯機のみ可、手洗い可、など必ず表示や指示に従って洗濯をします。
※コントローラーは必ず外しましょう。
洗濯洗剤は中性洗剤(セーターやおしゃれ着を洗う洗剤)が良いですね。
仕上がりも良いし、生地を傷めないためお勧めです。
それに加えて柔軟剤を使用すれば肌触りも良くなります。
手洗いの場合、浴槽にぬるま湯をはり、洗剤を溶かします。
コネクタ部分の取り扱いに注意が必要!
さて、ここから、コネクタ部分の取扱いに注意が必要です。
なぜならコネクタ部分は金属でできているので、浴槽を傷つけてしまう恐れがあるからです。
また、この部分が変形してしまうと電気毛布が使えなくなってしまいます。
さらに、ここに水分が残ったままでは、電気を通したとたんにショートして壊れる・・・という事態にもなりかねません。
洗うときはコネクタの部分は内側に折り込むようにたたんでお湯につけます。
内側に入れ込むことにより、コネクタが浴槽にあたることを防ぎ、浴槽にもコネクタにも傷がつきません。
10分から15分ほど付け置きして、手で押したり足で踏み洗いをします。
洗い終わったら、お湯を抜き浴槽に毛布を掛けてシャワーで流します。
洗剤が残らないよう良く落としましょう。
洗剤が落ちたら、浴槽に毛布を掛けて少し時間をおくと水が切れます。
その後、手で押したりして水気を切りましょう。
毛布を絞って水を切ると毛布の中の電熱線が切れて故障の原因となります。
水が切れないからといって、ねじって絞らないよう注意しましょう。
干す前にコネクタは乾いた布で良く拭きましょう。
干すときは洗濯竿を2本使いM字になるように干します。
乾いてから、再度コネクタに水分が残っていないか確認してください。
電気毛布を洗濯するのにドラム式洗濯機でも大丈夫?
毛布を選択する場合、コインランドリーで洗って乾燥まですると効果的なことを以前、ご紹介しました。
(関連記事:布団のダニを退治する方法。洗濯機で洗えば十分?ダニを除去する2つの大事なこと)
ところで、コインランドリーの洗濯機はドラム式が多いですね。
今は家庭用のドラム式の洗濯機を持っている方も増えてきています。
では、電気毛布もドラム式洗濯機で洗って問題ないでしょうか?
結論としては、電気毛布はドラム式では洗えません。
なぜかというと、ドラム式は叩き洗いをするため、使用すると毛布の中の電熱線が切れてしまい故障の原因となってしまうからです。
家庭の洗濯機がドラム式の場合は手洗いをお勧めします。
縦型の全自動洗濯機は使えます。
ただし、やはりここでもコネクタの取り扱いには注意が必要です。
コネクタを内側に入れ込みたたんでネットにいれて洗いましょう。
洗濯コースは「おしゃれ着」もしくは「毛布」のコースで洗います。
洗剤は手洗いと同じ中性洗剤と仕上げに柔軟剤を使用します。
干し方も竿を2本使いM字になるように干します。
乾かして使用する前に毛布にねじれがないか確認してから使いましょう。
毛布にねじれが出来ている場合は、電熱線が切れている可能性があります。
(ねじれが疑われる場合は、危険ですので、使用しない方がいいと思います)
洗うときのポイントは手洗いも洗濯機も「やさしく」ですね。
まとめ
電気毛布は冬には欠かせない暖房器具です。
寝る時だけでなく、休日の日中に、寒い時はひざ掛けとして利用している人も多いのではないでしょうか?
きれいな状態で毛布を使い続けたいと誰もが思うもの。
洗うときは何度も書いていますが「やさしく」を心がけないと電熱線が切れて使えなくなってしまうリスクがあることを忘れないでください。
心配な人は布団掃除機を利用してこまめにほこりやダニを吸い取ったり、ファブリーズなどの除菌・消臭剤などで手入れをすることも良いと思いますよ。
持っている毛布のお手入れの方法を確認して、毛布に合わせたお手入れを心がけて下さい。
心地よい睡眠で毎日快適な生活を送れますように。
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