はまぐりが砂抜きで開かない時の確認ポイント4点!それでもダメなら食べれない?

はまぐりが砂抜きで開かない時の確認ポイント4点!それでもダメなら食べれない?

2月~4月が旬のはまぐり。
アミノ酸たっぷりでうまみがあって最高に美味しいですよね。

はまぐりは必ず砂抜きをしてから調理します。

砂抜きの時、

  • 口が開かない!
  • どうしたら砂抜きが上手くいくの?
  • あかなかったら食べれるの?

という疑問ありませんか?

そこで「はまぐりが砂抜きで開かない時にやるべきこと」4点をまとめました

この4点を知ることできっと安心してはまぐりを食べる事ができるようになりますよ~。

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はまぐりの砂抜きで「開かない」とはどういう状態?

まず、はまぐりが砂抜き時に「開かない」状態とはどういう状態か理解するために、逆に「開く」とはどういう状態なのか?をお伝えします。

 

砂抜き時にはまぐりが「開く」=はまぐりが元気に生きている証 です。

 

はまぐりの砂抜きは基本、塩水に一晩漬けます。

この時、はまぐりは口を開けて塩水を吸って砂を吐き出します。

これははまぐりが海中の塩水と一緒に酸素や餌をとりこんで、吐き出して、というのを繰り返しています。
つまり、はまぐりが生きていくための呼吸ですね。

砂抜きというのは、はまぐりに砂の混じっていない塩水を吸って、吐き出させて、というのをやらせることで、はまぐりが海水と一緒に体内に吸い込んでしまっている砂を吐き出させる意味があります。

 

ところが、中には口を開けずそのままの状態のはまぐりがあります。

砂抜き時にはまぐりが「開かない」のは、「呼吸していないんじゃないか?」と心配になってしまいますね。

 

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はまぐりが砂抜き時に開かない時の確認ポイント4つ!

はまぐりの砂抜きの時、「あれっ…口が開いていないはまぐりが数個あるな~」「1個も口があいていない・・・」なんてことありますよね。

これにはちゃんと理由があるんです!

  • はまぐりそのものがだめになっている
  • はまぐりの蝶番、貝柱の異常
  • 砂抜きの方法に問題がある

ここでは「砂抜きの方法」に注目したいと思います。

正しい砂抜きの方法とはどんな方法なのか4つのポイントで紹介していきます!

塩分濃度:3%

1つ目は砂抜きに使用する塩水の塩分濃度です。

最適な塩分濃度は3%です。

砂抜きをする時には塩水を使いますね。

塩水の濃度を、海に生息しているはまぐりの海水濃度に合わせてあげるのです。

家庭でやりやすい分量では水500ミリに対して塩大さじ1で3%になりますよ~。

ただ海水の塩分濃度は場所によって違いがあるのです。

2.8%~3.5%なので、15分たっても砂をはかない時は塩を少しずつ足してみてください。

 

塩水の量:はまぐりの頭がかぶるくらい

2つ目ははまぐりを浸す塩水の量です。

最適な塩水の量は、はまぐりの頭がかぶるくらいです。

はまぐりの生息場所は一日中海水に使った海の浅瀬です。

ここは海面の波の動きなどで酸素が多いのです。

だから砂抜きの時、塩水をたくさん入れると酸欠になってしまいます。

要するに口を開けたときに酸素を取り入れるくらいの水位にするということで「かぶるくらい」なのです。

水温:20~25℃

3つ目は砂抜き時の水温(環境温度)です。

最適な水温は20~25℃です。

冬など気温の低い季節は、砂抜き時の温度が低すぎるとはまぐりの活動が鈍くなり砂を吐きにくくなります。

逆に夏など気温が高くなる時期は、冷蔵庫に入れて温度設定を弱にしてください。

寒い時期でも冷蔵庫に入れていたりしていませんか?

夏以外は冷暗所で20~25℃が最適です!

 

明るさ(暗さ):暗くする

4つ目は周囲の明るさ(暗さ)です。

砂抜き時には周囲は暗くしておきましょう

はまぐりは暗くて静かな所を好みます。

明るくて刺激があるとストレスで口が開かないんです!

入れ物に新聞紙で蓋をしておくと酸欠も防げて暗くすることができるのでおすすめですよ!

 

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砂抜きの時に開かないはまぐりは食べれるの?

しかし、上述の4点に気を付けても反応がないはまぐりもあるかもしれません。

そのようなはまぐりは食べれるのかどうか不安になりますね。

そこで、砂抜き時に開かないはまぐりがどのような状態なのか?食べれるのか?について伝えしておきます。

砂抜き時のコツを4点ご紹介しましたが、それでも開かないハマグリは次のような状態である可能性が高いです。

  • 本当にダメになっている。
  • 蝶番、貝柱に異常がある。

「本当にダメになっている」はまぐりとは、ハマグリが既に死んでしまっていて、内部で菌の繁殖が始まっている状態です。
もちろん、食べれません。

「蝶番、貝柱に異常がある」はまぐりとは、生きてはいても既に健康を損ねてしまっているため、砂を吐き出せていない状態です。
食べることはできますが、食べてもおいしくないんです!

つまり、砂抜き時に開かないはまぐりは基本的に食べない方が良いのです。

ちなみに「本当にダメになっている」食べれないはまぐりを見極めるポイントがいくつかありますのでご紹介しますね。

  • 砂抜き中の水が白く濁る
  • ドロドロして身が溶けている
  • 悪臭がする
  • 砂抜きしても口が開かない

これらの状態だと食べれないので要注意です!

 

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まとめ【砂抜きで開かない蛤は基本的に食べない方が良い】

はまぐりの砂抜きで口が開かないときは「正しい砂抜き方法」ですれば解決することが分かりましたね。

「砂抜き」で重要なのははまぐりの生息環境に近づけることなんです!!

そのため4個のポイントに気をつけましょう。

  1. 塩分濃度 :3%
  2. 塩水の量 :かぶるくらい
  3. 水温 :20~25℃
  4. 明るさ :暗くする

そして食べれるかどうかは、正しい砂抜きをしても口が開いていなければ基本的には食べないことがおすすめです!

いかがでしたか~?

これで安心してはまぐりを食べる事ができるのではないでしょうか~?

ちなみに、加熱時に蛤が開かない場合は『調理加熱時にはまぐりが開かない場合は食べれるの?』の記事にまとめましたので、こちらも合わせてご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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