サンルームなのに洗濯物が乾かない…見落としがちな4つの原因と対策!

サンルームの洗濯物

サンルームに日が当たっているにも関わらず、干している洗濯物がなかなか乾かない日がありませんか?

サンルームは雨の日や雪の日でも安心して洗濯物を干しておける大変ありがたい設備です。

しかし、肝心の洗濯物が乾かなければあまり意味がありません。

特に梅雨時や冬に洗濯物が乾かないと嘆く方も多いです。

本記事では、せっかくのサンルームなのに洗濯物が乾かない…、と嘆いている、そんな方へ書いています。

実は、

サンルームで洗濯物が乾かない原因を理解し、サンルーム内の環境にとっても簡単なひと工夫をすることで、洗濯物を乾かしやすくすることができるのです!

是非、読み進めて下さいね。

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サンルームで洗濯物が乾かない4つの原因

サンルームで洗濯物が乾かない原因は主に以下の4つの理由が考えられます。

  1. 洗濯物に風が当たっていない
  2. サンルーム内の風通しが悪い
  3. サンルーム内の湿度が高い
  4. サンルーム内の温度が低い

「え?」と思った方もいるかも知れません。

そもそもサンルームは空間が仕切られているから風は当たらないし、風通しも悪いもの。

洗濯物を干すのだから湿度だって高くなりがち。

ある意味、当然のことのように思えます。

しかし、サンルームで洗濯物が乾かないなら、これら4つの原因を一つ一つ対策していく必要があります。

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サンルームで洗濯物が乾かない時の対策

では、サンルームで洗濯物が乾かない時の対策とは何でしょうか?

それは先ほどの4つの原因をそのまま逆さまにすることです。

つまり、

  1. 洗濯物に風を当てる
  2. サンルーム内の風通しを良くする
  3. サンルーム内の湿度を下げる
  4. サンルーム内の温度を上げる

これらをどうやって具体的に実現していくのかが大事なところ。

順番に解説していきます。

扇風機やサーキュレーターで洗濯物に風を当てる

まず1つ目の対策は、

洗濯物に風を当てることです。

洗濯物が乾く、というのは、洗濯物に含まれた水分が飛んでいくことです。

洗濯物に含まれた水分は、表面に水蒸気膜を形成してしまい、そのままじっとさせていてもなかなか飛んでいきません。

そこで、強制的に水蒸気膜を壊し、水分を飛ばすために洗濯物に風を当てると良いです。

 

ちょっと例えは違うかも知れませんが、ドライヤーも髪に含まれた水分を飛ばすために熱風を当てますね。

それと同じく、洗濯物にも風を当ててあげましょう。

すると、洗濯物の表面についている水分から飛んでいきやすくなります。

風を当てるには、扇風機やサーキュレーターを活用すると良いですね。

窓を開けたり、換気扇をつけて風通しを良くする

2つ目の対策は、

サンルーム内の風通しを良くすることです。

せっかく水蒸気を洗濯物から飛ばしても、その水蒸気がサンルーム内の空気中に漂っていたら意味がありません。

サンルーム内の空気中に漂った水蒸気はどこかへ逃がしてやらなければ、再び、洗濯物に吸収されてしまいます。

サンルーム内の空気を動かし、水蒸気を逃がしてやるためには、サンルームの構造にもよりますが、窓を開けたり、換気扇をつけたりすると良いでしょう。

それによって、空気が動き、水蒸気がサンルーム内から排出されるため、洗濯物が乾きやすくなります。

 

ちなみに、

風通しを良くするためには、空気の入り口と出口を作ってやることが重要です。

換気扇の場合は、サンルームを閉め切って換気扇を回すより、空気の流れ道に洗濯物がくるように配置してみて下さい。

換気扇が無い場合は、風の出入り口を作り、そのどちらかに扇風機やサーキュレーターを設置すると空気の流れが作られやすくなります。

 

除湿機などの湿気対策アイテムで湿度を下げる

サンルームの洗濯物に除湿機

3つ目の対策は、

サンルーム内の湿度を下げることです。

ただし、こちら条件付きで、ただ単にサンルーム内の湿度が下がれば良いというわけではありません。

まず、1つ目の対策の”洗濯物に風を当てる”で説明したように、洗濯物に含まれている水分が空気中に飛ばなければなりません。

その上での”湿度を下げる”ということになります。

湿気対策には除湿機の使用がおススメ

2つ目の対策”サンルーム内の風通しを良くする”で、既に水蒸気をサンルーム内から排出させていれば湿度が上がることはありません。

しかし、換気扇がなかったり、冬などは寒いから窓も開けたくない、ということもありますね。

また雨の日や梅雨時など、そもそも外気の湿度が高くて、排出させるべき水蒸気のやり場が無くなって困ってしまいます。

そのような時には

除湿機の使用を検討すると良いでしょう。

部屋干しの臭いを除湿機で防ぐには?早く乾かすための効果的な使い方!でご紹介しているように、

除湿機があれば、洗濯物から飛ばされてサンルーム室内に漂っている水蒸気をしっかりと吸収してくれます。

除湿機を使っていても乾かない場合は?

もし除湿機を使用していても洗濯物が乾かない場合は、もしかしたら、洗濯物の量が多過ぎる可能性があります。

洗濯物に含まれている水分量が除湿機の除湿性能を上回ってしまうと良くありません。

外に干すのと違って、サンルームの空間には限りがありますので、洗濯物の量にもやはり限界はあります。

除湿機を使っていても乾かない場合は、

一度に干す洗濯物の量を減らしてみることを検討してみましょう。

奥の手は新聞紙

「でも、除湿機はちょっと高いしな…」という方は、

洗濯物の近くに新聞紙を拡げておくと良いです。

数時間ほど経過すると、新聞紙がややしっとりとしてきます。

そうなったら、新聞紙を交換しましょう。

地味ですが、何もしないよりは確実に効果はあります。

暖房器具でサンルーム内の温度を上げる

4つ目の対策は、

サンルーム内の温度を上げることです。

温度が上がることで、水分が水蒸気になりやすい状況を作れる、ということです。

もちろん、2つ目の対策で説明したように、最終的にはその水蒸気が洗濯物へ再び吸われないようにしてやる必要はあります。

 

サンルームの温度を上げるには、夏などの暑い季節であれば放っておいても十分な高温です。

しかし、冬の場合は、どうしてもサンルーム内の室温は低くなりがちです。

それでも日が挿し込んでいるサンルームであれば冬でも日中では20℃前後にはなります。

しかし、曇りの日などはどうしても冷え込んでしまいます。

そのような場合は、

暖房器具やヒーターを使って、サンルーム内の室温を上げると良いです。

ただし、ファンヒーターやストーブを利用する場合は、一定時間で必ず換気を行うなど、

暖房器具を使う場合は、火の元に十分注意しましょう。

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【まとめ】サンルームなのに洗濯物が乾かない…見落としがちな4つの原因と対策!

以上、サンルームなのに洗濯物が乾かない時に改善すべき点を4つ、理由とともに簡単な対策を説明しました。

  1. 洗濯物に風を当てる :扇風機やサーキュレーターを活用
  2. サンルーム内の風通しを良くする :窓を開ける、換気扇をまわす、空気の出入り口を作る
  3. サンルーム内の湿度を下げる :除湿機や新聞紙で湿気を吸収
  4. サンルーム内の温度を上げる :冬などの寒い時期は暖房器具を活用

サンルームの最大のメリットは、雨が降っていても洗濯物を干せることだと思います。

そのメリットを最大に活かせるように上記4点をチェックしてみて、改善できるところから改善してみて下さい。

あなたの洗濯が少しでも楽になりますように。

では。

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