おこしやす京都の戦術分析官・龍岡歩が凄い!超絶エピソードと経歴も!

おこしやす京都の戦術分析官・龍岡歩が凄い!超絶エピソードと経歴も!

スポーツ経験もない!サッカーは苦手!

おこしやす京都の戦術分析官の龍岡歩(たつおかあゆむ)さん。

中学時代にたまたま見ていたサッカーJリーグの試合に感動し、年間1000試合以上を分析する戦術分析マニアになったとか。

本記事では、

おこしやす京都の戦術分析官・龍岡歩が凄い!超絶エピソードと経歴も!

と題して、龍岡(タツオカ)歩さんについて、面白い超絶エピソードを交えて詳しくお伝えします!

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龍岡歩(たつおかあゆむ)の経歴(プロフィール)と職業は?


※↑写真左が龍岡歩さん。

早速、龍岡歩(たつおかあゆむ)さんの経歴プロフィールを見てみましょう!

名前: 龍岡 歩(たつおか あゆむ)

生年月日: 1980年8月12日

年齢: 41歳 (※2021年11月時点)

出身地: 神奈川県生まれ

職業: 戦術分析官(タクティクスディレクター)

 

龍岡(タツオカ)歩の職業「戦術分析官」とは何?

プロフィールの中の職業の『戦術分析官(タクティクスディレクター)』って、カッコいい響きです。

でもあまり聞きなれない言葉ですね。

「戦術分析官(タクティクスディレクター)」とは一体どんな役割でしょうか?

 

タクティクスディレクター=Tactics Directerを直訳してみましょう。

  • タクティクス(Tactics)=戦術
  • ディレクター(Directer)=監督、演出家、指揮者

つまり、二つの単語を合わせると戦術監督、戦術演出家ですね。

対戦相手や自分たちのプレーの戦術など分析をし、データを元にコーチングスタッフに情報提供や戦術的な提案していく専門職となり、戦術分析官とも呼ばれます。

つまり、サッカー戦術のプロです!

 

龍岡(タツオカ)歩のサッカー経歴は?

タクティクスディレクターというカッコいい肩書を持つ龍岡歩さん。

一体、どんな華々しいサッカー経歴を持っているのか?が気になりますね。

 

しかし、なんと衝撃!

龍岡歩さんは、実は全くのサッカー未経験者なのです。

見ての通り昔から運動神経の悪い子で、体育の時間が嫌いで、とくにサッカーが嫌いでした(笑)

引用:痛快!静岡県

サッカー選手だったわけでもなく、ましてやサッカーが得意だったわけでもありません。

「体育の時間も嫌いで、特にサッカーが嫌い」と言っています。

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龍岡(たつおか)歩のサッカー分析でおこしやす京都の戦術が激変!

そんな龍岡歩さんですが、2018年から現在もクラブチーム「おこしやす京都AC」の戦術分析官として活躍しています。

おこしやす京都ACは関西サッカーリーグ1部のクラブチームです。

近年のリーグ内成績は

  • 2018年:2位
  • 2019年:優勝
  • 2020年:4位
  • 2021年:優勝

龍岡歩さんが戦術分析官(タクティクスディレクター)として就任してから常に上位に食い込む活躍をしています。

 

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龍岡歩は年間2000試合の戦術分析をしていた!

龍岡歩 サッカー店長 タクティクスディレクター

ところで、経歴をみて、「あれ?サッカーの戦術分析官なのにサッカー未経験?」と不思議に思いますね。

そんな龍岡歩さんがどうして戦術分析官という超高度な仕事をするようになったのでしょうか?

そこで、龍岡さんが戦術分析官(タクティクスディレクター)になるまでの歩みを見ていきたいと思います!

少年時代:サッカーが大嫌い

今となっては、誰よりもサッカー戦術については詳しい龍岡さん。

しかし、出演したテレビ番組ではこのように言っています。

体育でやるサッカーは大嫌いで、もともと運動神経が悪い子。

ただでさえ体育の時間が地獄だった。

何よりもボールに関わらないためにも、なるべくボールから離れて立っていた

戦術分析官をやっている今の龍岡さんとは想像できないくらい、サッカーが大嫌いだったようです。

 

中学生時代:Jリーグを見てサッカー観戦にはまる

1993年、Jリーグが開幕しました。

龍岡歩さんが中学生の時にあたります。

龍岡さんはたまたまテレビでJリーグ開幕戦を見ていたそうです。

そこでJリーグの初ゴールの瞬間を見て、見たことのない試合展開に興奮しました。

初めて観たプロのサッカーは、今までの日本のスポーツにないスピード感があって、1点の重みでこんなに多くの人が盛り上がっているというのは一体何なんだろう? と。何か新しいものがきたぞ!という好奇心から、一気にサッカー観戦にハマっていきました

引用:痛快!静岡県

ここから龍岡さんの人生が大きく変わっていきます。

 

5年分の小遣いを前借りしビデオデッキ4台購入

サッカー観戦が気になって仕方がない龍岡さん。

サッカーのテレビ中継を録画するために、お小遣いを使い果たして当時のVHSテープ40本を購入

しかし、それでも満足いかない龍岡さんは、ご両親に5年分のお小遣いを前借りをし、ビデオデッキ4台とモニター2台を購入をしました。

それを自分の部屋に全てセット。

同時に行われる試合を録画し、その後気になった場面をスロー再生をしながらプレーの研究を行っていました。

4台のビデオデッキとモニター2台をフル活用し、試合をビデオで見ながら同時に録画。

少なくとも1日に3試合を必ず見ていたそうです。

 

海外サッカーが見たくてサッカー専門店で1日中ビデオ観戦

龍岡さんが中学2年生の時、1994年サッカーワールドカップが開催されました。

この時に初めて海外選手のプレイを見た龍岡さんは、「もっと海外のサッカーを見てみたい」と思うようになりました。

しかし、当時日本では海外のサッカーはあまり放送されていなかったため、見る事は難しかったのです。

何とか海外サッカーがみたいと思っていた龍岡さんは、渋谷のサッカー専門ショップに行きます。

そこでは海外試合のビデオが数百本並んでおり、一日中ビデオ再生されています。

そこで、ビデオ再生されている試合を開店から閉店まで見ていたとか。

あまりにもよく通うので店員さんとも仲良くなり、一緒に昼ご飯を食べに行ったりしていたそうです。

 

実況ワールドサッカーで1000試合を観戦

そんなある日、龍岡さんはテレビCMでSFCゲーム「実況ワールドサッカー」が発売されることを知ります。

「これだ!」と思い、早速購入。

しかし、ゲーム中の選手は実名ではありません。

そこで本物の海外サッカーに近づけるために、ゲーム中の全24か国分の選手の名前を6時間かけ実名に書き換えます。

さらに、6時間かけてフォーメーションも再設定。

選手一人の動きの癖などに、2時間悩むこともあったそうです。

しかし、龍岡さんはゲームプレイをして楽しむわけではありません。

なんと、龍岡さんはコンピューターVSコンピューターの対戦モードにして観戦しながら、自己流の戦術分析をし、実況解説をしていたのだとか。

そして、いつしか気づくと、サッカーゲームの対戦観戦1000試合、本物のサッカーの録画観戦1000試合、1年間のサッカー観戦数は合計で2000試合に達していたそうです!

 

勉強からは引退しよう…

あまりにもサッカーの試合観戦に夢中になり過ぎてしまった龍岡さん。

勉強の方はどうだったかというと。。。

学校のテストでは、テストそのものは数分で終わらせるそうです。

そして、残りの時間は理想のフォーメーションと戦術をテスト用紙の裏に延々書くのだとか…。

 

高校生卒業後:9年間のサッカー観戦の旅

孤独にサッカー戦術研究を重ねていた龍岡さん。

高校生活を終えてこう思うようになります。

自分の分析は合っているのか?サッカー本場のヨーロッパ南米に行って確かめたい!

そのため、就職や大学に行く必要性を感じられず、高校卒業後は海外へサッカー観戦の旅に出ることを決意します。

そして海外現地のサッカーを実際に見て、自分の分析に間違いがなかったと自信を深めていった龍岡さん。

海外への渡航費用が尽きては帰国し、アルバイトして資金を稼ぎ、また海外へ。

このようなサッカー観戦の放浪の旅は9年間続きました。

 

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龍岡歩はサッカー店長ブログから戦術分析官に!

海外サッカー観戦の放浪の旅から帰国した龍岡歩(たつおかあゆむ)さん。

ここから龍岡さんのサッカー戦術分析人生がさらに大きく動きます。

 

サッカー店長時代:ブログでサッカー戦術分析を発信

海外帰国後27歳になっていた龍岡さんは、サッカーユニフォームショップに就職をしました。

なんと就職して1日目にして店長に抜擢

就職面接の時に、サッカー戦術について2時間も熱く語った熱意を買われたそうです。

店長としてお店の売り上げをあげるため、ブログを開設しサッカーグッズの情報を発信していました。

しかし、あまりの反応の薄さに徐々にストレスが溜まっていった龍岡さん。

そこで、サッカーグッズとは全く関係のないサッカー戦術分析をブログに30ページ2万文字の記事投稿を始めます。

それが、こちら!!

ブログ『サッカー店長のつれづれなる日記』の誕生です。

サッカー店長のつれづれなる日記 ~戦術は浪曼だ!~ (fc2.com)

 

見て頂ければわかりますが、すごいです…。

一つ一つの記事が超緻密に作られていて、それを150記事以上も投稿しているのです。

 

藤枝MYFCから誘われJリーグへ

龍岡歩さんのブログはやがてサッカー関係者の注目を集めるようになりました。

その評判は「日本一戦術に詳しいのかもしれない」とまで。

そしてある日、1通のメールが届きました。

「私はあるJリーグクラブ代表をしているものです。あなたの知識には正直感服させられました。是非一度チームに参加してくれませんか?お返事待っています」

これが、なんと!!

J3藤枝MYFCクラブのオーナーだったのです。

こうして見事に当時J3に昇格した藤枝MYFCの戦術分析官(タクティクスディレクター)となりました!

 

戦術分析官として活躍!

以降、龍岡さんは藤枝MYFCで戦術分析官としての結果を残していきます。

なんと、藤枝MYFCのチーム得点力が約2倍に上昇したのです!

それが評価され、スカウト業務まで任されるまでになりました。

 

そんな龍岡さんは、6年間「藤枝」で分析したあと、

「下部のチームをJリーグにあげてみたい!」と思うようになります。

そして、2018年には関西サッカーリーグ1部(J5相当)のクラブチーム「おこしやす京都AC」の戦術分析官として就任します。

 

Jリーグ史に残る快挙!

龍岡歩さんはおこしやす京都の戦術分析官として、Jリーグ史に残る快挙を巻き起こします。

国内3代タイトルの1つ、プロ・アマ一緒に出場し頂点を決める大会のサッカー「天皇杯」の2回戦でのことです。

2021年6月16日「おこしやす京都AC」は、J1「サンフレッチェ広島」と対戦。

この戦いで、龍岡式サッカー戦術により、おこしやす京都は5ー1で、サンフレッチェ広島に勝利したのです!

実質5部リーグのチームが、1部リーグのチームを大差で破るという快挙です!

その試合のハイライトがこちら。

 

Twitter上でも非常に盛り上がっていました!

 

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龍岡歩(サッカー店長)の本や著作がすごい!感想や口コミは?

龍岡歩さんはサッカー店長としてブログ記事を多く執筆してきたことに加え、最近では、自身の著作(共著含む)もいくつか出版しています。

中でも次の2冊が有名です。

  • ポジショナルフットボール教典
  • 組織的カオスフットボール教典

それぞれの感想や口コミを確認してみましょう。

ポジショナルフットボール教典

動きや戦術が事細かに分析、書かれています。

サッカーをしている人にとって、この本で学ぶことが沢山あるでしょう。

 

組織的カオスフットボール教典

内容が確かで信用出来る!と絶賛されています。

なんと、サッカー本大賞2021を受賞されています!

 

【まとめ】おこしやす京都の戦術分析官・龍岡歩が凄い!超絶エピソードと経歴も!

おこしやす京都の戦術分析官である龍岡歩(たつおかあゆむ)さんの経歴を詳しくご紹介してきました。

  • 少年時代はサッカーが大嫌い。
  • 中学時代にJリーグの開幕戦を見てからサッカー観戦にハマる。
  • ビデオデッキ4台、モニター2台で徹底研究。
  • サッカーゲームのコンピューター対戦のゲーム観戦と実際のサッカー観戦で年間2000試合。
  • サッカー観戦の旅を9年間。
  • サッカー店長として、ブログでサッカー戦術情報を発信。
  • 藤枝MYFCの戦術分析官として、チーム得点力を2倍に。
  • おこしやす京都の戦術分析官として、J1チームを撃破!
  • 著作も高評価!

今後の龍岡歩さんの活躍に超期待です!

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