
コンクリートに浮かび上がるサビ。
特にベランダの、玄関の、駐車場のサビが気になります。
何か簡単な方法は無いか?と思った時、「サンポールで錆がとれる」という話が。
でも「コンクリートにサンポールを使ってはいけない」という話も聞いた気が…。
本記事では、『コンクリートのサビ落としにサンポールを使っても大丈夫か?』について、お伝えします。
コンクリートのサビ落としにサンポールを使っても大丈夫?
コンクリートのサビに対してサンポールを使うことは賛成派と反対派に分かれています。
≪サンポール賛成派≫
『酸性のサンポールは金属サビを除去する効果がある。だからサンポールは効果的!』
≪サンポール反対派≫
『コンクリートはアルカリ性のため、酸性のサンポールを使うとコンクリート本体を傷めてしまう!』
両方の意見をまとめると結局、
サビ落としにコンクリートは効果的。だけど、コンクリートを傷めてしまうことをどこまで防げるか?
ということになると思います。
そこで、
- サンポールが錆除去に効果があるのか?
- サンポールがコンクリートを傷めてしまう可能性は?
という2点がポイントになりますので、次から一つずつ確認していきます。
コンクリートのサビ落としにサンポールは効果がある?
まず、錆落としにサンポールが効くのかどうか、という点です。
サビ落としにサンポールは効きます。
こちらの動画をご覧ください。
錆は金属表面が腐食してできたものなので、サンポールの酸によって弱い部分が削ぎ落されていく、というイメージでしょうか。
ただし、錆に対して直接効いているというよりも、金属そのものを溶かしているようです。
この動画でも、サビ取りをした後は金属表面に残った酸の成分が金属を傷めてしまうため、アルカリ性の炭汁で中和させています。
その後、しっかりと洗い流して拭き取ることで、酸を表面に残さないようにしていますが、コンクリートのサビ落としにサンポールが有効なのは間違いないですね。
サンポールはコンクリートを溶かすのか?
次に、サンポールはコンクリートを傷めてしまうのかどうか?です。
結論としては、サンポールはコンクリートを傷めます。
もっと言えば、サンポールはコンクリートを溶かしてしまいます。
しかし、短期間ではあまり影響なさそう、と言えます。
ここでは、コンクリートの成分から、なぜサンポールがコンクリートを溶かしてしまう様子をお伝えします。
コンクリートがサンポールで傷んでしまうのはなぜ?
まず、コンクリートというのは砂や砂利をセメントの粉で硬化させたものでもともとはアルカリ性です。
酸性のサンポールに触れてしまうことで、アルカリ性のコンクリートと中和反応を起こしてしまいます。
したがって、コンクリートが傷むのです。
コンクリートはサンポールでどれだけ溶けてしまうのか?
しかし、酸性やアルカリ性というのは、水溶液に対して使う概念であるため、固形物であるコンクリートはすぐに傷んでしまうわけではありません。
コンクリートの表面に浸み込んだサンポールが徐々に徐々に時間をかけてコンクリートを侵食していくイメージです。
こちらの動画をご覧ください。
現場のサビの状態等により、
- サンポールをどれだけ薄めて使うのか
- どれだけの時間をサンポールに漬けておくのか
によって、結果は様々です。
しかしながら、サンポールはコンクリートを溶かしてしまう可能性があることは頭に入れておいた方が良いですね。
まとめ:コンクリートのサビ落としにサンポールは有効!しかし注意!
最後に簡単にまとめます。
- コンクリートのサビ落としにサンポールは有効
- しかし、コンクリートはサンポールで傷んでしまう。
- もっと言うと、コンクリートはサンポールで溶けてしまう。
コンクリートのサビ落としにサンポールを使うことは、コンクリート自体を傷めてしまうリスクがあることからオススメできません。
それよりも専用洗剤を使ってブラシやサンドペーパーで擦ることをオススメします。
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