日本人写真家の小菅亮輔(RK)さんの写真がSNSを中心に注目を集めています。
RKさんの写真の中でも特に、日本や中国、台湾などアジア系の風景の写真が秀逸です。
海外でもストリートフォトグラファーとして注目を集めており、
インスタグラムを見るとその圧倒的な美しさに飲み込まれます。
RKさんはどのような経歴を経て、このような美しい写真を撮れるようになっていたのでしょうか?
本記事では、RKさんの経歴と共に、RKさん本人が”転機”として紹介していた写真を紹介しています。
本記事を読んで頂ければフォトグラファーRKさんの作品に魅了されてしまうでしょう。
小菅亮輔(RK)さんの経歴は?
小菅亮輔(RK)さんの経歴は次のようになっています。
[su_box title=”RKさんの経歴” box_color=”#7793fc” radius=”2″]
・1982年 茨城県生まれ
・國學院栃木高等学校卒業(野球部で全国ベスト4入り)
・高校卒業後 文化服装学院へ
・六本木EL SONORA、ROSA FIESTAにてDJ
・デザイン会社に就職 グラフィックデザイナーとして働く
・2013年 ランニングクルーAFE TOKYOの専属iphoneフォトグラファーとなる
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「RK」デビューはランニングクルーAFE TOKYOから
RKさんが写真家としてスタートするまでを見てみました。
グラフィックデザイナーとして働く傍ら、ランニングクルーAFE TOKYOに参加するようになりました。
ランニングクルーAFE TOKYOというのは、
週に一度のペースで集まり、各々が独自のテイストでコーディネートしたスタイリッシュなランニングアパレルに身を包み、夜の街を駆け巡っている
引用:AFEブログ
といった、おしゃれな感じのランニングチームです。
かと言って、ファッション重視というわけではなく、走ることに真剣に取り組んでいるようです。
RKさんはなぜ、AFE TOKYOに参加することになったのかと言えば、なんとデスクワークで太ってきてしまったから、だそうです。
「20代の頃に働いていた会社がデスクワークだったのですが、その影響でだんだん太ってきてしまって。AFE TOKYOのクルーに混ざって毎週走るようになりました」
AFEで活動の様子をInstagramに投稿するように頼まれたのが、フォトグラファーとしてのRKさんのスタートとなりました。
それにしても、高校野球で全国ベスト4という運動神経の持ち主であり、DJとしての活動もし、さらにフォトグラファーという芸術肌な業種、と多彩な経歴です。
RK(写真家)さんの本名と由来は?
本名:小菅亮輔(Ryosuke Kosuge)
『RK』という名前は、本名のイニシャルから取っています。
iPhoneフォトグラファーとは?
iPhoneフォトグラファーとは、iPhoneだけで撮影・編集する写真家のことです。
写真家というと、一眼レフカメラのような高性能なカメラを構えて写真撮影する姿がイメージされますが、RKさんは当初iPhoneだけで作品を生み出していました。
小菅亮輔(RK)さんが語る5つの転機となった写真とは?
RKさん自らが語る”転機”として写真していた5つの写真を紹介します。
第一の転機:iPhoneで撮影していた
第一の転機
まだiPhoneにモーメントレンズつけて撮っていた頃。これが届いたときからフォトグラファーってどうなの?と思い始めました。ちょうど5年前。 pic.twitter.com/d0ioras0fe— RK (@RyosukeKosuge) May 24, 2020
2015年頃の写真です。
この当時、RKさんは主にiPhoneで撮影していたようです。
第二の転機:一眼レフに切り替えた
第二の転機
秋葉原にてこれを見たときに身震いがしたのを今でも覚えてる。今ではスポットになってしまいました。確か一眼レフに切り替えて間もない頃、、2016年の年末でした。 pic.twitter.com/6ye9SQmVje— RK (@RyosukeKosuge) May 25, 2020
2016年の年末、一眼レフに切り替えて間もない頃、とのことです。
もともとiPhoneフォトグラファーだったのが、一眼レフに切り替えたのはなぜなのでしょうか?
それは雑誌の撮影をiPhoneでやろうとしたら断られてしまったことがきっかけだったようです。
雑誌の撮影の依頼を受け “iPhoneで撮影してもいいですか?”と聞いたら当然、断られてしまったんです。そんなタイミングで僕の彼女が一眼カメラを買ってくれて、もうやるしかないな、と。
第三の転機:DENSE(密集)
第三の転機
ここは元々スポットでしたがみんな引いて撮ったり横で撮ったりだったので真ん中を縦で望遠で抜いたらどうなるの?って思いたち撮りました。2018年5月。 pic.twitter.com/RP3PzfYl0B— RK (@RyosukeKosuge) May 27, 2020
2018年5月の写真です。
この写真スタイルは「DENSE(密集)」と名付けられ、中でもこれが傑作、として紹介されています。
第四の転機:インスタ、新聞、各メディアでバズる
第四の転機
2017にここを見つけて撮り始め、3回目くらいでようやく天候に恵まれて載せられるレベルに。インスタ、新聞、各メディア。バズるってこういうことなんだなと知りました。
2018.11 pic.twitter.com/dgcXWoGvLv— RK (@RyosukeKosuge) May 28, 2020
2018年11月の写真です。
雄大な富士山をバックに商店街の街並みが収められています。
この写真をきっかけに、各メディアで大きく取り上げられるようになった、とのことです。
ちなみに、この写真には横断歩道を渡る女性が映っていますが、これはRKさんが意図的に入れたそうです。
海外の方からは非常に大きな反応があったそうです。
これ、偶然じゃなくてわざとなんです。こういう雰囲気の写真に、幽霊みたいなのがいたら面白いよなあって(笑)。
実際海外の人からは「貞子だ!」と言われて、想像通りの反応をもらいました。
第五の転機:GQ JAPAN(YouTube)に出演
第五の転機
先程公開されたこちらを見てください🙋🏻♂️https://t.co/41yROXhHwX pic.twitter.com/4qhs5DFU89— RK (@RyosukeKosuge) May 29, 2020
2019年の写真です。
RKさんはツイッター上でGQ JAPAN(YouTube)への出演の告知をしたかっただけ、と言っていますが…、この写真は、2019年の写真の中でもベスト10に入る写真として紹介されています。
RKさんの姿も見れます。
まとめ:RK(写真家)の経歴は?【本人が語る5つの転機となる写真公開!】
フォトグラファーとしての活動する写真家RKさんの経歴を見てきました。
全国ベスト4入りの野球部員から、服飾系学校、DJ、グラフィックデザイナーを経て、2013年にiPhoneフォトグラファーとなり、写真家としてのキャリアがスタートしました。
はじめは、iPhoneだけで撮影、編集していたようですが、雑誌の撮影の仕事をきっかけに一眼レフでの撮影へ。
2018年に各メディアで取り上げられバズりを経験し、今ではインスタグラムのフォロワーは50万人を超えています。
日本だけではなく、中国や台湾などのアジアの風景をインパクトのあるカッコいい写真を撮り続けています。
僕が写真を撮るときは、本当に”カッコいい”と思ったものしか被写体にしません。それしか興味がないんですよね。美しい、可愛いみたいなのじゃダメなんです。
RKさんが撮影した写真は、インスタグラムにたくさん載っています。
何気ない風景が、今まで見逃していた景色が、色鮮やかに表現されて命を吹き込まれて生き生きと蘇ったような写真。
神秘的な自然や、ちょっと不思議な景色が、強烈なインパクトで印象に残るような写真。
そのような写真が満載です。
ぜひ、ご覧下さい。
→ RKさんのHP
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