お風呂のお湯は、一人入ったら交換する家庭もあれば、一日で捨てる家庭もありますね。
また、掃除が面倒だったり、節約のために2、3日は交換しない家庭もあり、さまざまなようです。
残り湯を洗濯に使用する家庭もありますよね。
ただ、残り湯を使って洗濯したり、翌日に入るとなると衛生面が気になってきませんか?
お湯が濁ったり、ヌメリがでてきたり、見た目はキレイでも臭いがしたり雑菌があるのでは?と気になることがありますよね。
そこで、お風呂のお湯はどれぐらいで交換すべきなのか、濁りや臭いの原因は何かまとめました。
お風呂のお湯から臭いがするのはなぜ?
見た目は分からなくても「くさい?」と臭いが気になることもありますよね。
その臭いの原因は雑菌です。
雑菌は、人のアカやタンパク質、髪の毛などをエサに繁殖します。
翌日も入るのであれば、お風呂から出るときに髪の毛などのゴミをネットなどで取るようにしたり、湯船に浮かべてアカなどのゴミを取り除いてくれるグッズも販売されています。
これらを活用することで、少しは臭いも防げるはずです。
また、沸かしたてのお湯でも浴槽に汚れや雑菌が残っているとお湯が臭います。
キレイに見える掃除用のスポンジも雑菌が残っているので、定期的に交換することをおススメします。
お風呂のお湯には雑菌がこんなに繁殖している?
キレイそうに見えるお湯でも菌は全くいないわけではありません。
ましてや、2日3日と経つとどんどんと菌は増殖していきます。
一度使ったお湯の菌は翌日には1000倍以上に増えているそうです!
すごい数ですよね。
といっても健康であれば、すぐに体に害を及ぼすことはないそうです。
なので、お風呂を使う人数(家族構成)にもよりますが、残り湯は2日くらいなら健康面にも影響はないとされています。
追い炊きするとどうなるのか?
「追い炊き」をすれば菌も少しは減りそうなイメージですが、実は逆に増えてしまいます。
というのも、追い炊きの温度は38~42度くらいが多いと思いますが、その温度が菌の繁殖には適した温度になっているのです。
菌を減らすには、もっと高い温度が必要になってきますが、それでは余計に電気代がかかってしまったり、お湯に入れないですよね。
これだけ菌の増殖したお湯に浸かったり、体を洗ってもきれいになったきがしませんよね。
少しでも菌を減らしたいのであれば「除菌のできる入浴剤」が売られているので、そちらを使えばキレイになったお湯に入ることもできますよ。
ただ、「殺菌」ではなく「除菌」なので菌が全くなくなるわけではありません。
お風呂のお湯が濁るのはなぜ?汚れ、ぬめり?
お風呂が濁ったりヌメヌメしてくるのは、体から出た汗や脂などの汚れと上記であげたように増殖した菌が原因です。
主にヌメリは、人の脂や汗などがお湯が冷えることで、脂が分離して付着するとヌメリの元になります。
お風呂掃除のスポンジにも付着しやすいので清潔にしてくださいね。
濁りは、雑菌が増殖することで発生します。
なので濁っているということは、それだけたくさんの菌がお湯の中にいることになります。
まとめ
できるのであれば、お風呂のお湯は毎日交換したほうがいいですね。
お風呂を使用する人数にもよりますが、もし、残り湯を使うのであれば2日までにしてください。
それ以上になると菌が増殖しすぎて、体に害を与える可能性も出てきてしまいます。
お湯から臭いがしたり、濁ったりする原因には菌や体からでた脂やアカなどがあげられます。
いくらキレイに体を洗ってからお湯に入っても、次の日には菌が1000倍以上に増えてしまうので、見た目はきれいなお湯であっても菌は大量にいます。
なので、節約や掃除が面倒であっても毎日きれいに入れ替えたお風呂に入ることをおススメします。
コメント