彼岸花とは?花言葉と名前の由来、彼岸花が持っている毒と種類は?

秋のお彼岸の頃になると、あちらこちらに咲いている彼岸花。

花火のようなキレイな花ですが、名前からでしょうか、やや不吉なイメージがありませんか?

私が小学生の頃、「彼岸花の根っこを食べるとヤバいらしい。」という噂が毎年出回っていました。

毒があるというのは聞いたことがありますが、実際はどうなんでしょうか?

今回は、あまり良いイメージのない彼岸花について、名前の由来や花言葉、持っている毒についてまとめてみました。

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彼岸花の花言葉と由来は?それぞれの色によって花言葉が変わる?

彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年性植物です。

ユリの仲間でもあります。

多年性植物とは、種まきや植えつけをした後、花を咲かせる・実をつけるという流れを2年以上繰り返す植物のことです。

簡単にいえば、長生きする植物のことなんですね。

彼岸花の花言葉

赤い花のイメージが強い彼岸花ですが、その他に白と黄色の花があります。

花言葉も色によって違います。

最近はオレンジやピンクの彼岸花というものもありますが、残念ながら花言葉はないようです。

それぞれ、紹介します。

 

■赤い彼岸花

赤い彼岸花の花言葉は情熱・独立・再会・あきらめ・悲しい思い出です。

情熱は赤い花火のような花びらからイメージできます。

悲しい思い出というのは、墓地に植えられていることからつけられたといわれています。

たしかにお墓参りにいくと咲いているイメージがあります。

 

■白い彼岸花

白い彼岸花の花言葉はまた会う日を楽しみに・想うはあなた一人です。

自分のパートナーが亡くなったようなことを連想させる花言葉ですね。

キレイな思い出とも捉えることができますが、なんだか悲しい気持ちになります。

 

■黄色い彼岸花

黄色の彼岸花の花言葉は追想・陽気・元気な心・深い思いやりです。

赤色・白色とは違ってポジティブな雰囲気がありますね。

まるで赤・白・黄色の順番に、人が亡くなってから立ち直っていく遺族の感情を表しているようですね。

彼岸花の名前の由来

秋の彼岸の頃に咲くことから彼岸花と呼ばれるようになりました。

曼殊沙華(まんじゅしゃげ)・リコリスという別名がありますが、異名も多いです。

死人花(しびとばな)・幽霊花(ゆうれいばな)・地獄花(じごくばな)・剃刀花(かみそりばな)などたくさんあります。

良いイメージを持たれていないことが名前からすぐにわかりますね。

この他に1000以上の呼び方を持っていると言われています。

地域によって違いがあるようです。

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彼岸花の毒と彼岸花の種類について。毒が含まれている部位とその症状は?

彼岸花の毒

気になる毒についてですが、全ての種類に毒があります。

どこに毒があるのかというと、花全体です。

その中でも球根に多く含まれています。

リコリンやガラタミンといった約20種類もの有毒アルカロイドが含まれているんです。

誤って食べてしまうと、嘔吐・下痢・痙攣・呼吸不全など深刻な症状を起こし、最悪の場合は死に至ります。

触っただけでただれてしまった人もいるそうなので注意してくださいね!

 

ですが、この毒を逆に利用して害獣駆除をしているところもあります。

それは墓場です。

彼岸花ってお墓の近くにあるイメージがありませんか?

モグラやネズミが墓場を荒らしていたので、毒のある彼岸花を植えて駆除したというのがはじまりなんです。

彼岸花には毒がありますが、実は薬としても役立っています。

ヒガンバナ根・セキサンという名前の漢方薬として利用されています。

炎症を抑える作用や利尿作用があります。

最近は、彼岸花のガランタミンという物質が、記憶機能を回復させることがわかり、アルツハイマー型認知症の治療薬に使われるようになったそうです。

ちなみに、昔は毒抜き処理をしてデンプンを抽出し、非常食にしていたそうです。

昭和初期あたりまでは、デンプンを抽出するための工場もあったそうですよ。

ですが、一般食としては向いていませんし、乳幼児や動物には特に危険なので、見つけても絶対に食用にしないでください!

彼岸花の種類

さて、彼岸花は種類がたくさんあります。

先程紹介した曼殊沙華(マンジュシャゲ)やリコリスという別名が入っているものもあります。

たくさん種類があるので色別に代表的なものを紹介します。

 

■白色

シロバナマンジュシャゲ、リコリスアルビフローラ、リコリスニナホワイト

■ピンク

リコリスチェリーピンク、ヘイジャクス、さつま美人

■黄色

ショウキズイセン、カチューシャ、喝采

 

園芸用の種類には、「リコリス」とつけられているものが多いようです。

赤色に特化した種類というのは、調べてもみつからなかったです。

赤色の種類は全て彼岸花で一括りなのかもしれません。

ピンクのヘイジャクスは見方によっては赤色のような気もしましたが、一応ピンク色の種類に所属しているようです。

まとめ

毒のある不吉な植物だと思っていた彼岸花ですが、色によって花言葉が違うことや、薬として役立っていることを知ると、少し良いイメージが広がったのではないでしょうか。

花全体に毒をまとった彼岸花。

「美しい花にはトゲがある」みたいなものですね。

「美しいものには毒がある」です。

鑑賞するぶんには問題ないので、今年のお彼岸の墓参りの時は、彼岸花が咲いていないか見てみてくださいね。

関連記事:お彼岸の意味と期間。お墓参りに行くのはいつ?おはぎがお供えされる理由とは?

 

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