お彼岸の意味と期間。お墓参りに行くのはいつ?おはぎがお供えされる理由とは?

お彼岸という言葉を聞いたことがありますね。

なんとなく名前は聞いたことがあると思いますが、具体的に説明できますか?

おそらく「お墓参りに行く時期のこと?」くらいの説明になってしまう人が多いのではないでしょうか?

私も家族に「そろそろお彼岸の時期だね。」と毎年言われますが、「あーそうだね。」と返すだけです。

また、お彼岸のお供え物と言えば、おはぎが思い浮かびますね。

これもなぜ「おはぎ」なのでしょうか?

おはぎは美味しいのでちゃっかり食べますが、なぜか?と言われると分からないことが意外と多いですね。

今回はお彼岸の意味や期間、ついでにおはぎの由来についてまとめました。

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お彼岸の意味とお墓参りはいつからいつまで?意外と深い意味と期間の理由

お彼岸とは、3の春分の日と9月の秋分の日の、それぞれ前後3日間を含めた1週間にわたる春と秋の仏事です。

初日を彼岸入り、終わりを彼岸明けといい、春分の日と秋分の日は中日といいます。

夏のイメージだけでしたが、春もあるんですね。

春分の日も秋分の日も国民の祝日ですが、それぞれ似たようで異なる意味があります。

春分の日は、自然をたたえ生物をいつくしむ日です。

秋分の日は、先祖を敬い亡くなった人をしのぶ日です。

対象となる相手が違うんですね。

ただの季節の祝日と思っていたのに、こんなに深い意味があったとは・・・。

ビックリしました!

 

春分の日も秋分の日も毎年日にちが違います。

春分の日→3月19日~3月22日頃のいずれか

秋分の日→9月22日~9月24日頃のいずれか

になります。

毎年日にちが違うので、カレンダーでチェックしてみるといいですね。

 

ところで、お彼岸にお墓参りをするのはなぜなのでしょうか?

仏教では、ご先祖様がいる世界を彼岸(ひがん)、生きている人がいる世界を此岸(しがん)と言います。

春分と秋分の日は最も彼岸と此岸が通じやすい日とされており、この時期に先祖の供養をするようになりました。

そして、お彼岸には、とにかく善行を行い、善(よ)い功徳を積む期間とされています。

普段なかなかできないことをします。

具体的にいうと、お寺参り・お墓参り・仏壇への合掌・仏具の手入れ・お墓の掃除、などです。

これがお彼岸にお墓参りに行くようになった理由です。

また、お寺によっては「彼岸会」という行事が行われるところもあるので、それに参加するのもお彼岸の過ごし方です。

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お彼岸におはぎをお供えする由来は?おはぎとぼたもちの違いも含めて解説

お彼岸といえば、おはぎをお供えするイメージがありませんか?

実はおはぎをお供えするのは秋のお彼岸だけなんです!

知ってましたか?

私は知らなかったのでとてもビックリしました!

春のお彼岸には、ぼたもちをお供えします。

 

なぜ、おはぎとぼたもちがお供えされるようになったか、ということにも、ちゃんと理由があるのです。

時代は江戸時代までさかのぼります。

このお話のキーワードは、砂糖と小豆です。

江戸時代の初期、砂糖はとても高級品でした。

普段食べている甘いものは、干し柿やはちみつでした。

これでも高級な食物でした。

普段は木の実を食べていたんです。

小豆は、中国から漢方薬として日本にやってきました。

日本人は健康食品として食べていました。

そして、小豆は赤いので魔除けの効果があるといわれていました。

当時の高級品である砂糖と、魔除け効果のある小豆を使ってあんこを作り、お餅につけてご先祖様にお供えし、願い事や邪気払いをしていた。

これがおはぎ・ぼたもちをお供えするようになったはじまりです。

 

ちなみに、おはぎとぼたもちの違いは粒あんか、こしあんかということだけです。

小豆の種まき時期は4~6月、収穫は9~11月です。

秋のお彼岸は、収穫したての皮の柔らかい小豆を使えます。

→そのまま皮ごとつぶして粒あんを使うようになりました。

春のお彼岸は、ずっと保存していた皮の固くなった小豆しか使えません。

→皮を取り除いてこしあんになりました。

 

ちょっと話が複雑になってきているので、まとめるとこうなります。

・秋のお彼岸=おはぎ(粒あん:皮の柔らかい小豆)

・春のお彼岸=ぼたもち(こしあん:硬い皮を取り除いた小豆)

 

おはぎをお供えするのは秋のお彼岸だけというのは、こういう理由があったのです。

これを知っている人は少ないと思います。

ですが、スーパーでは、こしあん・つぶあん関係なくおはぎと書いてあることが多くないですか!?

ぼたもちとして売られているのを見た記憶がありません。

現代では結構曖昧なんですね。

 

※ちなみに、「お彼岸」繋がりで彼岸花については、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:彼岸花とは?花言葉と名前の由来、彼岸花が持っている毒と種類は?

まとめ

・お彼岸は春と秋の2回ある。

・春のお彼岸は春分の日を中日とした前後3日を合わせた1週間。

・秋のお彼岸は秋分の日を中日とした前後3日を合わせた1週間。

・おはぎ、ぼたもちは高級品の砂糖と魔除け効果のある小豆で作り、ご先祖様にお供えしたのがはじまり。

・ちなみに、おはぎとぼたもちの違いはつぶあんか、こしあんかということだけ。

 

いかがでしたか。

日本の行事って知らないものや、知らない由来がたくさんありますね。

お彼岸はご先祖様を供養する大切な期間です。

期間や意味を知っておくことで、しっかりとお彼岸の時期を過ごせると思います。

今年はしっかり仏事と向き合ってみてください。

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