お盆の提灯の意味は?玄関に飾る理由と、提灯の処分方法について

お盆になると玄関や仏壇の近くに提灯を飾りますね。

色のついた和紙だったり、中の明かりが回ったり色が変わったりときれいです。

最近では都心ではマンションなどの集合住宅が増えてきたせいか、一昔前に比べて提灯が家に飾られているのを見るのは珍しい光景になってきたかも知れません。

しかし、田舎に帰った時などに、きれいな提灯が飾られているのを見ると夏の風情を感じるのではないでしょうか。

ところで、どうしてお盆には提灯を飾るのでしょうか。

お盆の提灯のことを知ってみましょう。

スポンサードリンク

お盆の提灯はなぜ玄関に飾るのか?盆提灯の大切な役割

お盆の提灯には、お迎え火、お送り火としての大切な役割があります。

(関連記事:お盆の送り火と迎え火のやり方。そもそも何か?日にちや時間、マンションで行う方法

ご先祖様や亡くなった方が迷わずお家に帰ってこられますようにという目印になるのです。

そのため、目立つようにと玄関に飾るのですね。

目印になるようなら窓際でもいいのです。

また、ご先祖さまや亡くなった方の冥福を祈り「ありがとうございます」という気持ちも込められています。

そのため、新盆のお家には白い提灯が送られることが多くあります。

白というのは、清浄や無垢を表しており、亡くなった方の霊を清浄無垢な気持ちで迎える、という意味があります。

 

提灯を飾る数は、1対が普通ですが1個でも構いません。

亡くなった方が沢山の人に慕われていると提灯の数も多くなるという風習の土地もあります。

昔は玄関にろうそくをいれた白いお盆提灯を飾っていましたが、今では、安全や防犯上の理由から部屋に飾ったり、ろうそくも電池式の物に変えたりするお家が増えています。

集合住宅などの住宅事情もあり、提灯の数を増やすよりも小さくても質の良い物を飾るお家も多いようです。

 

お盆の間、お仏壇にはお菓子や果物、お酒やジュースなどお供えものをしますね。

その中でもお盆提灯というのは最高のお供えものなのです。

私の実家では提灯の代わりにお迎え火やお送り火は玄関先でおがらと呼ばれる軽い、木の様なものを燃やしました。

そうするとご先祖さまや亡くなった方がその火を目印に煙に乗って帰って来るのです。

この時にキュウリにおがらを刺して馬に見立てたものとナスにおがらを刺して牛に見立てたものを用意します。

「おがら」とは麻の皮を剥いだもので、ホームセンターや生花店で売っています。

お盆の時期ならスーパーにも売っているでしょう。

家へ帰って来る時は早く来られるように馬に乗って、向こうの世界に帰るときはゆっくり牛に乗ってと言う意味です。

故人に対する優しい心遣いを感じる風習ですね。

ちなみにこのような感じです。↓

スポンサードリンク

お盆の提灯を処分する時に気をつけるべきこと

感謝の気持ちや冥福を祈る気持ちがこもった提灯ですが、処分はどうしたらよいのでしょうか。

新盆の時に使われる白い提灯は一度きりですが、飾りや色のついた提灯は毎年使います。

しまう時は汚れをおとしてきれいにし、虫などが付かないように防虫剤などと一緒にしまいましょう。

それでも古くなってしまったり、壊れてしまった場合どうやって処分したらよいのでしょうか。

気持ちのこもったものだけに、いい加減な捨て方をすると罰が当たりそうな気もしますし、そのままゴミに出すのも気が引けますね。

そういう方はお家で処分する方法がありますので、参考にして下さい。

ひとつは送り火の時に一緒に燃やして、燃えかすは火が消えてから半紙や白い紙、新聞紙などにくるんで自治体の規定にそってゴミとして捨てるという方法です。

ですが、マンションに住んでいたりご近所が近かったりと環境に気を配って盛大に煙を出すのが難しいのが現状です。

その場合一部だけ燃やして同じように処理するのがいいでしょう。

また、燃やして捨てる場合には、火がしっかりと消えていることを十分に確認してくださいね。

 

そのままゴミに出す場合はナスやキュウリと一緒に塩などでお清めをして一度手を合わせて、「ありがとうございました」と言って捨てましょう。

白い紙等に包んで捨てるとより丁寧です。

自治体によってはお盆の時につかってもう必要ない物を収集してくれるところもあるようですので、困った時は一度きいてみましょう。

大きなものですしご家庭でも自治体でもそれらの処理が難しくて困ってしまった時は、お寺さんに行ってお炊き上げをしてもらうといいでしょう。

その場合は、お布施が必要ということになるかも知れませんので、近隣のお寺さんへ相談してみるといいでしょう。

まとめ

古くから続いている習慣であるお盆。

その提灯にもきちんとした意味があることが分かったのではないでしょうか?

こういった一つ一つにちゃんと意味があることが分かると、お盆という行事にとても深みを感じますね。

また、その処分方法も参考にして頂けば幸いです。

核家族化がすすんで、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らす人が少なくなってきています。

お盆などの伝統行事に関するこれはどうしたらいいのだろうという疑問も少なくないでしょう。

知っておくと便利な事も多いので帰郷してお話をする機会があったら訪ねてみてはいかがでしょうか。

スポンサードリンク

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました