2020年7月1日からエコバッグの運用が開始されました。
今までコンビニなどで買い物をした時に、店員さんがビニール袋を用意してくれて買った商品を詰めてくれていましたね。
しかし、エコバッグの運用開始に伴い、レジ袋は有料扱いになってしまいました。
レジ袋にお金を払うくらいだったら、エコバッグ(マイバッグ)持参で買い物をしようという人は多いはず。
しかし、ここで一つ問題が。
エコバッグに袋詰めするのは誰なのでしょうか?レジの店員さんか自分自身かどちらなのでしょうか?
また、エコバッグに袋詰めするタイミングはすべての会計が終わってから?それとも一つ一つのバーコード読みが終わってから?
いざ制度が運用されてみるとこのような疑問がわいてきた人も多いようです。
今回はこの件についてまとめてみました。
エコバッグ(マイバッグ)への袋詰めするのは誰?店員さんか客なのか?
今まではレジに商品を渡して、店員さんが会計しながらレジ袋を用意してくれて袋詰めしてくれましたね。
では、エコバッグ(マイバッグ)を持参した場合、商品の袋詰めはどちらがやるのでしょうか?
結論から言うと、基本的に自分でやった方が良い、となりそうです。
その理由をいくつか述べます。
1、エコバッグは自分の持ち物だから
2、レジ袋はそもそも有料だから
3、感染症予防の観点
エコバッグに袋詰めするのは自分自身である理由
では、一つ一つ説明します。
エコバッグは自分の持ち物だから
まず1番の理由はシンプルにこれです。
自分の持ち物だから自分で袋詰めするのはある意味で当然ではないか、と。
例えば、エコバッグではなく、普通の手提げバッグを持ち歩いていたとしたら、買い物の時、それを差し出して「入れて下さい」とはならないですよね。
店員さんの方もお客さんのバッグを指定して「入れましょうか?」とは言わないですね。
レジ袋はそもそも有料だから
レジ袋は1袋3円など、有料になりましたね。
つまり、レジ袋というサービス自体に価格がついたわけです。
サービスであるからには当然、レジ袋への袋詰めも伴っていると考えられます。
まさかレジ袋だけ渡して終わり、とはならないですね。
それでは逆にサービスの質を疑われかねません。
つまり、言い換えると、サービス料を払っていないのに袋詰めまでしてくれる、というのは、店員さんの親切心でしかないわけです。
親切心を強要するわけにはいきませんので、エコバッグへの袋詰めは自分でやるのが正しいと思われます。
感染症予防の観点から
最近、何かと問題になっている感染症の問題。
私はその道の専門家ではないので断定的なことは言えませんが、ウィルスというのは接触によっても移動する、と言われています。
できるだけ他者との密接をさけ、距離を取るべき、という最近の対策動向からすると、エコバッグに入れるために商品にベタベタ触られるのが嫌な人もいるかも知れません。
店員さんもなるべく触らないよう気を使っているかも知れませんね。
このような時というのもあり、エコバッグへの袋詰めも自分でやった方が良いと思われます。
お店によっては店員さんから確認される場合もある
大手コンビニのセブンイレブンでは、接客上のマニュアルでマイバッグ(エコバッグ)を持参のお客さんの場合は、
”袋詰めしましょうか?”
と尋ねることになっているようです。
これは親切ですね。
これなら、自分で入れたいと思う人も、面倒臭いから店員さんに入れてもらいたいと思う人、どちらの意見も尊重した形になりそうです。
さすがはセブンイレブン、といったところです。
エコバッグへ袋詰めするタイミングも微妙?どうしたらいいのか
では、エコバッグへ袋詰めするタイミングはいつがいいのでしょうか?
こちらも同様に迷いますね。
今までは、レジ袋を店員さんが用意してくれたので、レジ袋に商品を入れるタイミングも店員さんのタイミングで入れていました。
客である私たちはただ単に待っていればいいだけです。
しかし、エコバッグを持参した場合はどうしたらいいのでしょうか?
基本的に全ての会計が終わってからの方が良い
私の意見ですが、基本的に全ての会計が終わってからの方が良い、と思います。
理由は単純で、会計時の無用な混乱を起こさないためです。
具体的にいうと、全ての会計前にエコバッグに客が勝手に袋詰めしてしまうと次のようなことが起こってしまうと考えられます。
1、バーコードを読み込んだかどうか分からない
2、商品点数が分からない
エコバッグに商品を入れるタイミングは会計後が良い理由
こちらも一つ一つ説明します。
バーコードを読み込んだ商品かどうかわからなくなる
もしお客さんが買おうとしている商品を次から次へと自分のエコバッグに入れてしまったら、どうなると思いますか?
店員さんは会計のためにバーコードを読み込んだかどうか確信できなくなってしまいますよね。
これによって例えば、会計士忘れだったり、二重に会計してしまったり、などトラブルの原因になってしまう可能性があります。
商品点数が分からない
1番目の理由と似ていますが、店員さんがレジで会計しながら袋詰めする場合は、店員さん自身の目で商品点数を確かめながら進めることができますね。
ところが、これを客が勝手にやってしまうと、買っている商品は2つなのに、会計処理は1つ分しかやってない、などの間違いが起きる可能性があります。
あれ?これ会計したっけな?いくつだったかな?と思ってもすでにエコバッグに入っている商品を数えるのは、店員さんの立場からしても言い出しにくいでしょう。
正しく会計してもらうまで待ちましょう。
エコバッグに袋詰めするのはどちらでタイミングは?のまとめ
以上をまとめると、
・エコバッグへの袋詰めは自分で行う
・袋詰めのタイミングはすべての会計が終わってから
が良いと考えられます。
と言っても、お店によって対応は様々でしょうから、一概にこうだとは言えないのですが、自分自身のスタンスを決めておくと良いと思います。
例えば、お店の店員さんが気を遣ってエコバッグに袋詰めするかどうか聞いてくれる場合もあるでしょうし、ないかも知れません。
そのような時に、店員さんが気を遣ってくれないことに腹を立てたりするのではなく、「そもそも袋詰めはこちらでやるもの」と思っていれば良かったりします。
そうすれば、もし店員さんが気を遣ってくれた場合は感謝できますね。
新しい制度なので、まだまだ運用面では慣れないことがたくさんありますが、気持ちよく生活できるよう、自分から意識していきたいところです。
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