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音楽「入門したくてたまらなくなる」本

目安時間約 4分


音楽っていいものですよね。いい音楽には、人の心を動かす力があると思います。
落ち込んでるときに、大好きな曲を聞いて「よし、がんばろう」と思えたり、あるいは初めて聞く曲にものすごく感動して、世界観が変わってしまうようなことも。
でも、私はあることがあるまで、それほど音楽に深い興味を持ったことがありませんでした。なんとなくそのとき流行っている曲を聞いていただけです。こういう人ももしかしたら結構いるのではないでしょうか?

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■本の題名と出会ったきっかけ

大学生のころ、ふとマイルス・デイヴィスという人のことが気になり、1枚CDを買い、聞いてみました。「カインド・オブ・ブルー」という有名なアルバムでした。
初めて聞いたときは全く良さがわかりませんでした。「なんかだるい曲だなあ」と思ったことを覚えています。その後も、たまに聞くくらいで、ほかのCDを買ってみようとも思いませんでした
そうこうしているうちに、ある日、本屋さんで、ふとこの本が目に留まりました。
それは中山康樹さんの「マイルス・デイヴィス完全入門」でした。

■こんな本

「カインド・オブ・ブルー」について書かれてある部分を読んでみると、「(最初は)ただただけだるく感じられるだけかもしれません」とあります。まさに私が思った通りで、これは決しておかしな感じ方ではないのだなと思いました。

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そのときそのままその本を閉じていれば今の私はありません。私はもう少しパラパラその本を見ました。数秒後、私はその本の中の、ある1枚のアルバムを説明しているところに、すごく熱い文章があるのを見つけました。
「ク~ッたまらん。いきなりそう叫んでのけぞるしかありません。」から始まるその文章は、マイルスの音楽に対する愛に満ち満ちていました。そしてそれは、読んでいた私にその曲をどうしても聞いてみたいと思わせる力を持っていました。
私は、アルバムのタイトルを覚え、その本は本棚に戻し、CD屋さんに向かいました。その晩、私は自分の部屋で何度も「ク~ッたまらん。」と叫び、次の日の晩には、中山さんの本も私の部屋にやってきました。

■この本が私の人生をこう変えた!

以降、この本をむさぼるように読み,どんどんマイルスのアルバムを買っていきました。音楽に対する認識が完全に変わりました。
それはもちろんマイルスの力でもあるのですが、それだけではありません。この中山さんの本はただのきっかけではなく、私がマイルスを聞いていく上でのバイブルになりました。熱いのは決して一部分だけではありませんでした。ほとんど音楽に興味のない人間を、その世界に引きずり込み、陶酔させる魔法の文章でした。

マイルスに限らず、いろんな分野で入門書というものはたくさんあるでしょうが、これほどまでに、「入門したくてたまらなくなる」本を知りません。2015年に中山さんは亡くなりましたが、この本の熱さは今も生きています。これからも多くの人たちを、マイルスの世界へ引きずり込み続けるに違いありません。

マイルスを、そしてこの本を知らずにいたら、私の人生はひどく色あせたものになっていたかも知れません。いい音楽は人の心を動かします。いい音楽に出会うことは、人生で最高の幸せの一つです。ようやくそのことに気付けたのでした。だれにでも、多かれ少なかれ、早かれ遅かれ、そういう瞬間があるのではないでしょうか。もしまだその瞬間が来ていないのなら、ぜひ、この本を開いてみることをお勧めします。

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